「オルタナティブ・レインボー・クラス(ARC)」の紹介

【団体名】 「オルタナティヴ・レインボウ・クラス(ARC)」

【活動目的】貧困、セクシュアル・マイノリティ、不登校、ひきこもり、精神障害など、身近な問題であるにも関わらず学校では取り上げられることのないテーマに関する模擬授業を学校教員や小中高校生を対象に行う。社会的排除の中で生み出される差別や貧困を絶ち、新たな社会を創造する主体を形成するための授業とはどのようなものかを参加者とともに考え、学校での実践に繋げることを活動の目的とする。

【研修会名】 「学校で教えない授業シリーズ」

【内容】「野宿と貧困」・「不登校とひきこもり」・「セクシュアル・マイノリティ」・「精神障害」・「全体シンポジウム」

【開催趣旨】貧困、セクシュアル・マイノリティ、不登校、ひきこもり、精神障害、薬物依存などの模擬授業を行い、教育現場での実践授業を働きかける全体シンポジウムを開催する。

【参加者】教員や小中高校生を対象とするが、学校教育に関心のある人も参加可能とする。定員80名。

【参加費】教員・一般は1500円。高校生以下は無料。

【告知方法】全国紙(朝日新聞毎日新聞等)教員対象の雑誌、関連団体のML、教育機関配布チラシ

【研修日時】平成21年11月23日(月)8:30〜17:00

【代表者名】生田武志(090−8795−9499)

a.r.class999アットマークgmail.com(アットマークを@に変えて送信をお願いします)

【ARCメンバーのプロフィール及び活動内容】
生田武志】1964年6月生まれ。同志社大学在学中から釜ヶ崎日雇労働者・野宿者支援活動に関わる。2000年、「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞評論部門優秀賞。2001年から各地の小、中、高校などで「野宿問題の授業」を行なう。野宿者ネットワーク代表。「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」共同代表。有限責任事業組合(LLP)「フリーターズフリー」組合員。「<野宿者襲撃>論」人文書院刊、「ルポ 最底辺 不安定就労と野宿」ちくま新書刊。全国各地の小中高校においてホームレス問題や貧困に関する授業を100回以上行う。(授業実績詳細は「野宿問題の授業」のホームページに記載http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/class.htm )

砂川秀樹】1966年生まれ。2005年東京大学大学院総合文化研究科単位取得退学。博士(学術)。現在、(財)エイズ予防財団流動研究員、実践女子大学東京大学筑波大学非常勤講師。HIV/AIDSに関するNPO活動に関わって20年になる。また、2000年に「東京レズビアンゲイパレード(東京プライドパレード)」を新しくスタートさせ、現在も同パレードの母体団体である「東京プライド」の代表をつとめる。大学や高校、セミナーなどで「セクシュアル・マイノリティ」に関する授業や講演を多数行い、NHK教育テレビ「ハートをつなごう」にも出演。共編著に『カミングアウト*レターズ』(太郎次郎エディタス)、共著に『ジェンダー人類学を読む』(世界思想社)、『性の文脈』(雄山閣)などがある。

【天野敬子】社会福祉学修士/精神保健福祉士/ダンスセラピスト
神戸大学教育学部卒。小学校教諭経験あり。現在、不登校・ひきこもり研究所代表として「居場所づくり」をテーマに活動している。2008年4月より、中野区スクールソーシャルワーカー
《共著》『芸術療法実践講座5 ダンスセラピー』岩崎学術出版 2004年/『臨床ソーシャルワーク事例集―精神保健福祉援助演習』弘文堂 2005年/『臨床に必要な精神保健福祉―精神保健福祉論』弘文堂 2007年

【山下耕平】1973年、埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール東京シューレ」スタッフを経て、1998年、『不登校新聞』創刊時から、2006年6月までの8年間、編集長を務める。2001年10月、フリースクール「フォロ」設立時より、同事務局長を務める。2006年10月より、NPO法人フォロで、若者の居場所的「コムニタス・フォロ」を立ち上げる。2009年2月、『迷子の時代を生き抜くために』を上梓。講演活動も多数行なう。

追記:参加費が「千円」となっておりましたが、「1500円」の間違いでした。謹んで訂正いたします。申し訳ございませんでした。(2009/11/5)